ピエゾサージェリー
ピエゾとは超音波の事で、ピエゾサージェリーとは超音波を発信する機械を用いて骨を切削する術式の事です。ピエゾサージェリーは、血管や神経、粘膜などの軟組織を全く傷付けずに骨だけを削ることができます。
また、ドリルなどで骨を削る場合と違い、削った骨にもダメージが少ないとされています。
インプラント手術では、口腔内の骨の中にアプローチしますが、骨の中には血管や神経があり、骨の周囲には粘膜があります。
ピエゾサージェリーを使用することで、これらを傷つけることなく、さらに安全、迅速に、インプラント手術をすすめることができるようになります。また、骨へのダメージも少ないため、治癒も早まります。
メディフュージ
再生医療の三要素というと、細胞-cell, 足場-scafford, 増殖因子-growth factorですが、このCGFは、増殖因子をたくさん含んだ血小板と、再生の足場となるフィブリンからできたゲルなので、インプラント治療の際に骨を増 やす手術をする時などに、大きな力を発揮します。
このCGFは採血量も10ccと少なく、遠心分離の回転数と時間の調整で、血液中の凝固因子を刺激し、添加物無しで、ゲル化した血小板とフィブリンを取り出す事ができます。薄く延ばして膜状にする事で、これまで骨再生のバリアー膜として使っていたコラーゲン膜の代わりに使う事もできます。
CGFは自己血由来ですので、コラーゲンのような動物由来の材料の使用を少なくする事ができ、手術の安全性もより高まります。自分の血液を使うという事で、安全性やコストの面で患者様にも大きなメリットがあります。
GALILEOSシステム
最新歯科用コーンビームCT「GALILEOSシステム」を西日本で初導入しました。日本ではまだ3台しか設置されていない、ドイツの医療機器メーカー「シロナ」製の歯科用コーンビームCTを西日本で初導入。検査結果が出るまでの時間も大幅に短縮し、さらにCTスキャンの際の放射線量も少ないためより安全性が高いものです。 |
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静脈内沈静法
多本数のインプラントを埋入する手術や骨移植を伴う外科侵襲の大きな手術においては、局所麻酔(一般的にされる注射による部分麻酔)のみではなく、静脈内鎮静法を併用することも可能です。
静脈内鎮静法は、患者様の精神的緊張や手術に関する恐怖感・不安感を和らげます。
手術時間が気にならなくなり、術中記憶がほぼ消失します。
当クリニックでは、麻酔専門医が点滴をとり、鎮静剤を投与し、局所麻酔を併用します。
これにより手術に対する不安や痛みなどの精神的・身体的ストレスを無くすことが出来ます。
※静脈内鎮静法はあくまでも「患者様の気分を変える」手段であり、除痛のために局所麻酔は必須になります。
注目のインプラント治療・オールオン4
「オールオン4」は上顎、下顎のすべての歯を支える場合でも、最小4本の人工歯根を埋め込むだけで、治療ができるインプラントの新技術です。 |
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