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歯周病治療










インプラント歯科医の選び方

自分で情報を集める

書籍や雑誌、インターネットのホームページなどで医院が選ぶ。
@歯科医師の経歴 
Aホームページの情報

ホームページの情報は、参考程度にする。

歯科医院に電話する、または直接行く

候補となる医院をしぼったら、自分で確かめる。
B電話の対応 C待合室の状態
対応がていねいで、インプラントの説明がわかりやすいか。
待合室は清潔で居心地はいいか。
D待合室の修了証書
待合室に飾ってある賞状が講習会や研修会に参加すればもらえる修了証書なら資格としての価値はない。

直接質問してみる

E審査・診断をせずにインプラントをすすめるか?
診査・診断もせずにインプラントをすすめる医院は要注意。
F最低でも毎月5症例以上の治療をこなしているとこと。
Gどこのインプラントか?
世界で大きなシェアを持つインプラントを使っているか。
H失敗例を話し、失敗時の対応にも答える歯科医は信頼できる。
I保障制度はあるか?
再治療が必要なときに保障制度があると安心できる。

手術環境をチェックする

J診査・診断のためのコンピュータソフトがあるか?
CTで撮影した画像を3Dに変換し、さまざまな情報を解析できるコンピュータソフトがあると、
きちんと診査・診断が期待できる。
K手術室はあるか?
歯科医師のインプラント治療に対する熱意や姿勢がわかる。
L麻酔科医はいるか? M手術のスタッフは何人か?
麻酔科医がいると、執刀医は安心して手術に集中できる。
手術に携わる人数は、執刀医、麻酔科医に、1〜2名は必要。
N症例を見せてもらう
インプラントを受けた患者さんの症例を見せてもらったり、患者さんを紹介してもらったりして、
直接感想を聞く。

いい歯医者の選び方

患者さんの悩み、訴えをよく聞いてくれる歯医者

患者さんの悩み、訴えをよく聞いてくれる歯医者

「患者さんの悩みや訴えをよく聞く」という、当たり前のようなことがきちんとできている歯医者を選びましょう。
一言で「インプラント」と言っても、「インプラントをしてみようかな」と思った経緯は人それぞれ。ましてや単純にむし歯の箇所を削るのとは訳が違うのですから、最初の相談時、患者さんはみんな緊張しています。
それなのに、患者さんの気持ちをないがしろにして、ただただ「いい治療だから」とオススメするようではよくありません。

しっかり話を聞いてくれる歯医者なら、あなたの症状や気持ちをしっかり汲み取り、それにあわせた最適な治療プランを提案してくれるはずです。
相談会へ足を運び、「この先生なら」と思えるような相性のよい歯医者を探しましょう。

治療の説明をしっかりしてくれる

相談会に足を運んだ。検査を行った。
「インプラント1本で○万円ですので、○万円になります。手術はいつにしますか?」
こう切り出されたら、あなたはどう思いますか?

「聞きたいのは金額のことだけじゃないのに!」
「今日手術日を決めるの?」
と感じませんか?

もちろん、金額は大事です。自分の中で折り合いのつく金額でないと、納得した状態で治療を受けることが難しくなります。 手術日を決めることも重要ですので、間違ってはいません。

治療の説明をしっかりしてくれる

それでも、これだけでは不安を感じるのは当然なのです。

治療をする際、どのような治療をするのか、どれくらいの期間がかかって治療中気をつけなければいけないことは何か、生活に支障はないのか、そういったもろもろの説明を受け、治療内容に納得した状態で「○万円になります。手術はいつにしますか?」と聞かれれば、不安に思うことなく受け答えできると思いませんか?

すべては、患者さんの納得と、歯医者と患者さんの間の信頼関係の上で成り立っているのです。

CTでの検査をする

CTでの検査をする

CT検査を行うことで、より安全で無理のないインプラント治療が受けられますが、すべてのクリニックがCT検査によるインプラント治療を行っているわけではないので、事前の確認が必要になります。

レントゲン(X線)だと、歯の状態を確認したり、虫歯の治療をするのには役に立つのですが、あごの骨の厚さや形を調べることができないため、インプラント治療を行うには情報がたりません。

その点CT検査だと、体の断面画像(輪切りの状態の画像)を見ることができるため、より立体的に、より正確に、大きさ・厚さ・位置などを確認することができます。

CT検査をしっかり行うことにより、安全で無理のないインプラント治療を実現できるのです。

当センターでは、西日本で1番最初(日本で3番目)にSIRONA社製CT ガリレオスを設置しました。
センター内にCTがあるため他院に撮影に行く必要がなく、術前はもちろんのこと、術中、術後にも簡単に撮影ができます。また、当センターのCTは、被爆量が世界最小のうえ医科用CTよりも精度が高く、さらに患者さんへの説明が視覚的にも非常にわかりやすくなります。

お口の中の写真を撮る

CTやレントゲン撮影とは別に、きちんとお口の中の写真を撮影するかどうかも重要なポイントとなります。

写真を撮影することにより、患者さんはご自身のお口の状態を客観的に見ることができます。きっと鏡で見るときとは違った印象を受けるでしょう。こうして患者さんのお口の状態を一緒に見ながら現状をご説明し、治療方針や治療方法、治療後の様子をわかりやすく説明することができるのです。
また、治療前の状態をきちんと残しておくことで、予後の管理(治療後の経過チェック)をしっかり行うことができます。

過去の症例と照らし合わせて実際の治療例をわかりやすくご説明したり、みなさんの新しい症例をどんどん蓄積していきデータベース化しておくことにより、次の患者さんの治療に役立てることもできます。

お口の中の写真を撮る
(もちろん、個人情報保護の観点から、やむを得ない状況やしかるべき機関からの要請を除き、第三者提供は行っておりません)
なによりも、治療前と後とで「これだけ変わった!」と確認することができるので、この撮影はとても重要なものと考えております。

ドクターがたくさん常勤している

ドクターがたくさん常勤している

口腔外科(インプラント)、矯正歯科、審美歯科、歯周病など、いろいろな科の専門知識をもったドクターがたくさんいるかどうかも、事前にチェックしておくと良いでしょう。

専門知識をしっかり持っているということは、それだけ様々な角度から状況を判断することができるということ。いろいろな面から話し合うことにより、患者さんにとってより良い治療、より適したプランを立てることができるのです。
知識の幅が狭いと、状況の違う患者さんに同じ治療方法しか提案できません。

また、専門知識をもったドクターがたくさんいるため、大学病院のような細やかな診療をスムーズに受けることができるのです。
大学病院より通いやすく、開業医よりも組織がしっかりしている、というのが理想でしょうか。

コメディカルスタッフが充実している

コメディカルスタッフとは、歯科衛生士や歯科技工士のことです。
歯科衛生士
歯科衛生士

歯科衛生士は、お口の中(歯周組織)を健康な状態にする専門家。

皆さんが歯医者に行ったときに必ずいる、最初にお口の中をチェックする人が、衛生士です。
どんな治療のときも、まずお口の中がきれいでないといけません。ましてやインプラントのような手術が必要な治療の際には、余計にお口の環境が結果に影響してきます。

歯科技工士
歯科技工士

歯科技工士は、審美治療にかかせないセラミックを作る技術者。

歯を削ったときや入れ歯・差し歯を入れるときに取る型は、この歯科技工士がお口の中の新たな「部品」を作るためのものなのですが、残念ながら各歯科医院に必ずいるわけではありません。

歯科技工士が常勤していることにより、色合わせなどをより精密に行うことが可能となります。

よりきれいでより満足の行く仕上がりを求めるのなら、ドクターだけでなく、歯科衛生士や歯科技工士の存在も忘れてはなりません。

病診連携

大学病院などの大きな病院と連携して治療を進める「病診連携」という言葉があります(病院と診療所の連携、ということです)。

CT撮影や全身麻酔、大きな手術の時などには、大きな病院と連携しながら治療を進めていく必要があります。この連携が取れていないと、必要なときに必要な検査・治療を受けることができなかったり、最悪の場合、治療や手術がうまくいかない、ということも考えられるのです。

患者さんに対して、より高度な治療を提供するためには、「独自にすべてやってしまおう」ではなく、「連携して補い合っていきましょう」という精神が必要なのです。

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