今回は、インプラントにすべきか再生療法を行うかで悩んだ方を紹介します。
患者様は「歯がぐらぐらする」とのことで来院されました。
一見、なんともないように思いますが、検査をしてみると歯周病が進行していて歯を支えている骨が溶けていました。
まずは衛生士による歯周病基本治療を行い、
炎症を抑えたことにより、多少ぐらぐらは治まりました。
その状態で、患者様とこの歯をどのようにしていくかの相談です。
1,このまま様子を見ていく
2,保険適応の歯周外科を行う
3,再生療法を行う
4,抜歯をしブリッジにする
5,抜歯をしインプラントにする
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どの治療方針にも利欠点があるので、ここの治療方針を決めるので2か月弱かけました。
?最終的に決めたのはインプラントを使っていくという治療方針です。
今であれば、抜歯と同時にインプラント手術をすると思いますが、この当時は歯を抜いて4ヶ月待ったのちにインプラント手術をしました。
インプラント手術より3ヶ月待ち、インプラント仮歯を入れたところです。
この仮歯で問題がないことを確認したのち、最終的な被せものへ移行していきます。
今回は、チタンの土台にオールセラミック冠を選択しました。
実感として、歯茎との相性はチタンかセラミックがいいと思います。
口に中に入れた状態です。
見た目的にも機能的にも満足されており、今は数か月おきのメンテナンスに来ていただいております。
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